一般社団法人日本化学工業協会は、国際協力機構(JICA)国別研修「地球温暖化対策炭素管理」において、2月22日(月)午前中に、「化学産業における地球温暖化対策、自主行動計画」をテーマに講師を務めました。
本研修には、イラン国の石油省、環境庁、石油関連会社の環境担当の方々14名が参加され、日本の地球温暖化対策について学ぶもので、日化協からは、技術部の吉清氏が、日本の化学産業における排出削減の自主的活動やcLCA(カーボンライフサイクルアナリシス)について説明しただけでなく、化学業界特有のCO2排出の算定方法等、午前中いっぱいかけて細部に亘り解説を行いました。
講義中、参加者からは、算定方法について不明点等について、積極的な質問が多数寄せられ、熱を帯びた講義になったとともに、イラン国の「地球温暖化対策」に関する興味の高さを感じました。