APEC、AMEICC

 

1. 名称   APEC* Chemical Dialogue:APEC 化学対話

       *Asia-Pacific Economic Cooperation:アジア太平洋経済協力
 

2. 設立   2000年9月のAPEC貿易・投資委員会 (CTI) において、CTI傘下としての設置が合
       意された後、同年11月の閣僚会議において、設置が決定された。
 

3. 目的   APEC域内の化学産業における貿易円滑化、及び経済・技術協力を推進する。
 

4. APECウェブサイトへのリンク (化学対話のページ)
 

(注)APECの参加エコノミーは以下のとおり
 

オーストラリア、ブルネイ、カナダ、インドネシア、日本、アメリカ合衆国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ、大韓民国(韓国)、チャイニーズ・タイペイ(中華民国‧台湾)、中華人民共和国(中国)、中国香港、メキシコ、パプアニューギニア、チリ、ペルー、ロシア、ベトナム(21の国・地域)
 

日化協はAPEC化学対話に参画し、経済産業省と協力して化学産業の通商問題、化学品管理等に
取り組んでいます。
 

(注)APEC化学対話につきましては、毎年加盟国・地域のうちの1国で開催されています。

 

 

 

1. 名称   ASEAN Economic Ministers and METI Economic and Industrial Cooperation
       Committee (AMEICC):日・ASEAN経済産業協力委員会
       Working Group on Chemical Industry (WG-CI):化学産業専門家会合
 

2. 設立   1998年にバンコクで開催されたAMEICC第1回会合において、アセアンの経済競争
       力強化、域内の産業協力推進、新規加盟諸国に対する開発協力支援のためのワーク
       プログラムについて合意がなされた。日アセアン経済高級事務レベル協議におい
       て、ワークプログラムのうち、アセアンの既存の組織ではカバーできない業務につ
       いて作業部会を設置することが合意され、AMEICCの下に化学産業、自動車、家電
       等の部会が設置された。
 

3. 目的   日・アセアンにおける化学産業の相互理解と健全な発展を促進する。化学産業の
       諸問題 (環境問題、保安・防災・労働安全、化学品安全、レスポンシブル・ケア活
       動、統計整備・分析・予測、化学物質管理制度の標準化、技術移転、域内貿易の促
       進、エネルギー消費等) について情報交換を行う。
 

4. AMEICCウェブサイトへのリンク

日化協はAMEICC WG-CIに参画し、経済産業省と協力して、アセアン諸国における化学産業の諸問題に関する情報共有・支援を行っています。
 

 

(注)AMEICC WG-CIへの参加国は、以下のとおりの11か国です。会議は毎年1回、参加国持ち回りで開催されます。
 

ASEAN10か国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)と日本、の合計11か国