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3-033 コントロール・バンディングでは、しばしば対策として「密閉」が指示されるが(3,S、4,Sなど)、環境評価すると第一管理区分であるので、リスクは管理されていると判断して、現状の管理を継続してよいか?
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法定の作業環境測定が義務付けられている物質の場合には、作業環境測定の結果、第一管理区分であれば、基本的にはリスクは許容範囲内と考えられますので、現在の事業場における措置を継続していただければ結構です。
それ以外の物質の場合には、労働者の個人ばく露濃度と、ばく露限界(日本産業衛生学会の「許容濃度」、米国産業衛生専門家会議(ACGIH)の「TLV」など)を比較する方法などにより、リスクの高低を判断し、リスク低減措置の要否を判断いただくようお願いします。